STYLING IDEA
YUMA YAMASHITA
ファッションクリエイター
山下 佑馬
@yama_andagi
山下佑馬は、SNSを通じて“上質で落ち着いた大人のライフスタイル”を発信するファッションクリエイター。
飾りすぎず品のあるスタイリングと、生活そのものを美しく整える価値観が支持を集めています。
自身が手がけるアパレルブランド”AMUY TRYSBAY”では、国内ECのみならず香港・台湾など海外市場にも展開し、日本発のミニマルな感性を世界へ届けています。
STYLE 1
CLASSICでつくる、大人カジュアル。
黒とグレーのキルティングに、ベージュ/ブラウンのワイドスラックス。足元は黒と白のCLASSICでトーンを揃えつつ、全体は落ち着いた大人の印象に。
― スタイリングのこだわりを教えてください。
CLASSICの持つ“シンプルさ”をどう引き立てるかをテーマに組みました。CLASSICは線がすごくミニマルで、艶感も綺麗。キルティングのような表情のある素材をトップスに持ってくることで、奥行きがあってバランスの良いスタイリングになりました。
パンツは、自落ち感と太さのバランスにこだわっていて、歩いたときに生まれるゆるやかなシルエットが気に入っています。その“抜け”のあるボトムと、素材感のあるトップス、そしてミニマルなCLASSIC。この3つの関係がうまく整うと、自然とスタイルがきれいに見えるんですよね。
+5.5cmって本当に絶妙で、脚が長く見えることでパンツのシルエットもより綺麗に落ちる。主張しすぎないのに、全体の印象を底上げしてくれる存在だと感じました。
STYLE 2
シックにまとめる、UNOSの黒。
光沢を抑えたスプリットウェーブキルティングのジャケットに、ストレートのスラックスを合わせたミニマルなスタイリング。足元にはUNOSを合わせ、自然なスタイルアップによってシルエット全体がすっきりまとまるバランスに。シンプルでありながら立体感のある、大人らしい日常スタイルです。
― このスタイリングの中で、特に気に入っているアイテムは?
このジャケットがすごく気に入っています。暖かいし、軽くて秋〜春のどんなコーデにも馴染みますし、控えめに入ったキルティングがほんの少し表情を加えてくれて、スタイリングに奥行きが出るんですよね。そこに、少しトーンの乗ったパンツを合わせて、足元はUNOSの本革の質感で全体をきゅっと締める。
実際に履いてみて思ったんですけど、UNOSいいですね。この価格で本革、しかも軽いとなると、ほかにないんじゃないかなと。そういう意味では、UNOSもかなりのお気に入りです。
STYLE 3
ニュアンスカラーに馴染む、ACCOLEのホワイト。
フクレジャガード編みのカーディガンが、スタイリングに柔らかな立体感を与えるコーディネート。編み地の表情がシンプルなシルエットに奥行きをつくり、落ち感のあるワイドトラウザーと自然に馴染みます。足元にはACCOLEを合わせ、ジャーマントレーナーらしい重なったスエードが控えめなアクセントとなり、全体をぐっと垢抜けた印象に。リラックスしながらも上品さが漂う、大人のバランスが整ったスタイルです。
― ACCOLE を合わせてみて感じたことは?
ジャーマントレーナーの形は最近よく見ますが、ACCOLE は遊び心がありながらすごく上品なんですよね。本革スエードを使っているっていうこともあるかもしれません。どんなスタイルにも合わせやすくて、一つ抜けた存在感があります。今回のジャガード編みのスタイリングにも自然に馴染んで、全体をきれいにまとめてくれました。
―最後に読者に伝えたいことはありますか?
FILLIN の方とお話ししていて、“自分磨き”という言葉が何度か出てきたんですが、それにすごく共感したんです。服って、ただ外見を整えるためのものではなくて、自分の意識まで変えてくれる存在だと思うんですよね。
いい服やいい靴を身につけることって、それだけで前向きになれたり、日々のモチベーションにつながったりする。生活そのものを少しずつ洗練させてくれるような力があると思います。FILLINもAMUY TRYSBAYもそこを目指したものづくりが共通するんじゃないかなと思うんです。
今日のスタイリングが、その感覚を少しでも感じてもらえるきっかけになれば嬉しいです。